育児は国によってさまざま。近いようで意外と知らないお隣の国・韓国の子育て事情。韓国出身日本在住の編集メンバーキムが、韓国で6才の息子さんを育てるチョさんにインタビューしました。離乳食から幼稚園まで、日本とはまた違う韓国のユニークな育児スタイルをご紹介します。
教えてくれたひと:
チョさん
韓国の照明会社のデザイナー。ソフトフェアを開発している夫と、6才の男の子の3人で韓国のソウルに近い街で暮らしている。
話を聞いたひと:
編集メンバーキム
韓国出身のデザイナー。4才の男の子を子育て中。大学留学時から日本に住んでいるので、韓国の育児事情に興味津々。
【離乳食:0〜1才】
プロが作る!離乳食宅配サービスが大人気
私は大学から日本に住んでいるので、韓国の子育ては友達に聞いたりSNSで見たりするくらいですが、特に離乳食がすごいなと思いました。韓国は宅配サービスがたくさんあるとか。
チョ
そうですね。離乳食専門の会社もいくつかあって、メニューも豊富。韓国では共働きでなくても多くのママが宅配サービスを使っています。
私たち夫婦は仕事が忙しくてもともと外食が多かったため、子どもが産まれてから急に離乳食や食事を作るようになったことが気持ち的に大変だったので、すごく羨ましいです。
チョ
私も最初は自分で作っていたんですが、全然食べてくれなくて…。宅配の離乳食を試したらよく食べてくれたんです。きちんと手作りの味もしたので私も気に入って、それ以来ずっと利用していました。いろいろな会社のサンプルを試して、子どもの口に合うか確認してから選べるのもよかったです。
それはいいですね。サービスの数が多ければ、メニューのバリエーションもたくさんありそうですね。
チョ
そうなんです。自分では買いにくい食材も簡単に取り入れられて満足でした。それから、韓国では初期の離乳食から牛肉を食べさせたり、幼稚園でキムチが出たりするのも特徴的かもしれません。
【五感遊び:0〜3才】
感性を磨く!家庭訪問&文化センターでの五感遊びが充実
韓国の親は遊びを大事にしている印象で、「五感遊び」をすると聞いて興味があります。先生が家まで来て、巨大なビニールシートを敷いて、その中で大量に茹でたそうめんの手触りを楽しむ、みたいなタフな遊びをしているのをSNSで見たことがあって...。
これは自分ではできないな、すごいなと思いました。
チョ
うちは家庭訪問のサービスは使ったことがないけれど、確かに五感遊びはみんな大事だと思ってると思います。韓国ではデパートや大きなスーパーマーケットの中に文化センターがあって、そこでも小さい子ども向けのクラスが充実していますよ。
文化センターって、音楽レッスンや手芸体験とかをやっているところですね。
チョ
はい。赤ちゃんを対象にしたクラスもたくさんあって、特にベビーマッサージや五感遊びのクラスが人気です。五感遊びのクラスはさまざまな材料を探索して遊べるようになっているのが魅力で、絵の具や粘土などはもちろん、食材だとそうめんのほかには豆腐やわかめなどもよく使います。私も息子が4ヵ月のときから9ヵ月間通っていました。同じ月齢の友達と会えるので、子どもにとっては初めての社会活動にもなる(笑)。親にとっても知り合いができたり、見守りながら一息つける貴重な時間でしたね。
五感遊びの様子。声をかけても気づかないほど夢中になる子が続出。
【幼稚園:3〜5才】
個性を伸ばす!特化型幼稚園が主流
韓国は特化型の幼稚園、特に英語教育に特化した英語幼稚園が流行っているとか。
チョ
そうです。英語幼稚園は本当に流行っています。英語幼稚園と連携している塾が別にあって、卒園後にそこに入らせたくて幼稚園を選んで通わせる親も少なくないです。
私は息子にとにかくいろんな体験をさせたくて、プログラムがたくさんある美術幼稚園を選びました。
送り迎えはどうしているんですか?
チョ
幼稚園のバスや車が送迎してくれるので、車で20分くらいの距離でも全然大丈夫ですよ。園では毎月テーマが設けられていて、そのテーマに沿って1ヵ月を過ごすので変化もあって、子どもがすごく楽しんでます。
例えば、「小麦粉」がテーマの月は小麦粉で作った料理を食べたり学んだりするし、スペシャルデーに小麦粉を使っておもいっきり遊んだり。ほかにも「軍隊デー」や「サウナデー」などもあります。
幼稚園のスペシャルデー。部屋全体に敷き詰められた小麦は砂浜のよう。
テーマに沿ってふりきっているんですね。逆に、何かストレスに感じることってありますか?
チョ
ありますよ!たとえば宿題がすごく多くて…。英語のレッスンは3才ごろから書く練習を始めて、5才になると自習しないと終わらない量になります。ほかにも漢字や計算など本当に多くて子どもも大変だし、親の負担もなかなかです。
それは大変ですね。隣の国でも知らないことがまだまだたくさんありそうです!
今回は、お隣の国・韓国の子育て事情について、チョさんにお話しをうかがいました。
私たちTABOTENZUは「自分らしい育児が当たり前の世の中にしたい」という想いから生まれたブランドです。
お話にも出ていた「五感遊び」には、タボテンズのゆびえのぐがおすすめです!
手や指で直接えのぐにさわって、感触や色の混ざり具合を楽しめます。
五感遊びをするときには親子で着れるかぞくのおえかきウェアもおすすめ!中にえのぐが染み込まずに遊べます。
洗濯可能で、くり返し何度も着用ができるので、遊んだえのぐの跡を思い出を重ねていくこともできます。