
家族の数だけ、暮らしのカタチ これが私たちのマイスタンス
住んでいるところも家族構成も、好きなことも違う4組の家族に、日々大切にしていることや家族の"マイルール"など、12の質問に答えてもらいました。
それぞれの家族ならではのこだわりや想いが詰まった答えを並べてみると、暮らしかたや育児への向き合いかたは、家族の数だけカタチがあることに気づかされます。
子育ての"ルール"やいわゆる"正解"に捉われず、タフにラフに自分たちの"マイスタンス"でOK!あなたの家族のマイスタンスはどんなカタチですか?
1回目の今回は、愛知県と東京都の二拠点在住の村山さんファミリーにお話をうかがいました。
村山ファミリー。愛知県と東京都の二拠点在住。
村山 玄子さん:フォトグラファー
だいすけさん:写真事務所で撮影の企画から制作進行、編集までを担当するディレクター。
はっぱちゃん:7才。玉子焼き作り、鉄棒と木登りが得意。体操は習っていないけれど、後ろ回りで12回くらいぐるぐる回れます。
むすびくん:7才。将来の夢はダカール・ラリーのLAND CRUISER のドライバー、憧れの人はオフロードレーサーの三浦昂さん。虫が好き、趣味はラジコン。
家族の中でこれは大事にしている!ということは?
小さくても、大きくてもみんな家族。子どもを子ども扱いしない。子どもを一人の人として信じて、可能性を尊重する。
小さくて、話せなくても、全部聞いていて、そして覚えているもんです。
これは「まあいっか」と許しちゃっていることはある?
掃いても掃いても、床に砂(笑)。
服は汚れてもOK。
(結局汚すからほぼ全部古着、着替えは常備です)。洗濯は多少大変だけれど、思いきり身体を動かし、五感を使って豊かに成長してくれるなら「まあいっか」。と思っています。
こういうときはしっかり怒る、と決めていることはある?
決めていることはないです。でも、嫌なことをされたときは、やっぱり怒りが湧きます。そんなときは「もう!いま、いやな気持ちになったよ!」というように、親が感じた気持ちを伝えます。
「我が家だけのマイルール」はある?
「ことば」を大切にしています。
▷「大きくなったねー」は万能の褒めことば「すごい」でも「えらい」でもなく、にっこりして「大きくなったね」と伝える。できるようになったことが少しずつ増えるたびに、「大きくなったね」の一言を添えて、我が子の成長を喜びます。もはや口癖です。
▷「 きらい」って言わずに、「にがて」「お口に合わない」「得意じゃない」などと言い換えます。周りの人の感情と、自分の感情の表現方法を生活の中で共有します。一緒に気持ちよく過ごすために必要です。
うちの家族のいいところ、我が家らしいなと思うことを教えて
親だけでなく、他の大人たちに育ててもらって大きくなってほしいと思っています。
そのために意識していることは、「気兼ねせずに、自分の子育てをだれかに助けてもらうこと」。保育園、両親、親戚、ファミリーサポートさん、友達のお母さんお父さんだって。手伝いたいと思っている人はきっといます。次に、(余裕が出たら)よその子どもを預かります。自分たちが楽しそうだなという遊びに、声をかけてみる。家に泊まりにきてもらう。もしできるなら、保育園や幼稚園、小学校の困っていることを手伝ってみたり。そんなことをすると、また周りの人が助けてくれて、いつの間にか子どもたちの周りが賑やかで平和な雰囲気になっている、ということを目指しています。
子育てしていて気づいたこと、ハッとしたこと、子どもに教えてもらったなと感じたことはある?
人って、生まれ持った性質がちゃんとあって、その土台の上で成長していくんだな、と子育てをしてみて腑に落ちました。
よく考えれば、自分たちだって「生まれ持った土台の部分」は変えられないと実感しているのに、子育てになるとそのことを忘れてしまうんですよね。特に双子だと、「同じように」「差がないように」育てるのがいいのかな?なんて思っていたけれど、それは違うんだ!と気づいたのは、彼らが3才のときでした。それからは、二人の性質や成長に合わせた声がけをするようになりました。
振り返って、子育て大変だったなと思う時期はいつ?なぜ? どう乗り切った?
やはり0〜1才の双子の寝かしつけですね。2台のスウィングベッドを、ただひたすら無心で揺らし続ける毎日。特に娘は繊細なところがあって、なかなか眠ってくれず…。でも、いま振り返ると、大変だったけれどすべてが濃密な時間だったなと思います。
夕食時、今日はごはん食べない!と言っている。どうする? なんて声かける?
食べないということはまずないのですが、どうした?? 何かあった??と真剣に心配顔で聞きますね。まぁ直前にお菓子を食べちゃっていることはあるので、そういうときは諦めて、できるだけおいしそうに、楽しそうに食事します。そうすると、だいたい食べにきます(笑)。でも、ちょっとくらい食べなくても、大丈夫!
もしも100万円もらったら、家族でどう使う?
100万円を元手に梅ジュース屋さんをつくる!
昨年、お母さんの祖父と祖母が大切にしていた梅の木に実った梅で、梅シロップを作りました。みんなで梅を収穫し、仕込み、瓶詰めしたものを、近所のイベントに梅ジュース屋さんとして出店。お店に立ってお客さんと話しながらジュースを売る。そんな時間がただの商売以上に「かけがえのない体験」になりました。次は100 万円を元手に、生産量を増やすこと、賞味期限を伸ばすこと、計画的な催事出店と、EC サイトの構築…かな!(笑)
好きな家事とできればやりたくない家事はありますか?
▷好き おいしい料理を作ること
▷できれば避けたい お洗濯物をしまう作業
一番の手抜き飯を教えて
せいろに冷凍餃子と冷蔵庫にある野菜を入れて蒸すだけの料理。一番下の段で蒸し卵もできます。あとは、チョーコーのかけぽんをかけて食べるだけ。村山家では、子育ての思い出とせいろはいつもセットです。
子育てで役に立ったグッズ、おすすめグッズはありますか?
チョーコーのかけぽん(業務用)。蒸し料理にかけるだけで完成。鍋もこれ一本!
村山さんファミリーのマイスタンスはいかがでしたか?次回の【every FAMILY every "STANCE" 家族の数だけ、暮らしのカタチ これが私たちのマイスタンス】もお楽しみに!